続一人称の謎

昨日の日記で、体育会系の人は「自分」という一人称を多用するのはどーして、
と言うような話を書きましたが、疑問だけ出しといて結論らしい結論も
書かないまま流してしまってました(^^;
これって、体育会の部活やサークル、もしくは会社のように明確に上下関係がある集団に
身を置いてみると、何となく理由が分かる気がします。
女性の一人称は、誰に対しても「わたし」で済みますから問題はあまりないんですが、
男は相手と状況によって色々使い分けないと行けないんですよね。
客先や上司相手では、かしこまって「私」という時もありますが、ある程度歳の近い先輩に対してだと、
そこまでかしこまると逆に距離を置いているみたいで、かといって「俺」は
図々しすぎるし、「僕」は言いなれないしなんかちょっと違うし・・・
と、こういうシチュエーションで「自分」って言ってみるとこれがまた
意外なほどにしっくり来るんですよね。
先輩に「***ってどこにあるか知らない?」と聞かれて、
「私知ってますので取って参ります」「俺知ってるんで取ってきますよ」
よりも、「自分知ってますから取ってきます」が無難と言うか。
普段使わない分新鮮です、なんだか。