伊勢神宮:内宮

外宮から内宮行きのバスですが、さすが本殿であるこちらは参拝客が多いのか、あと一駅というところでバスが全然進みません。どうやら駐車場待ちで渋滞になっているようでしたが、親切な運転手さんが「ここでおりて歩いても10分かからない」とのアドバイスをくれたので、残っていた乗客全員一駅前で降りて、歩いて神宮へ向かいました。5分も歩くと、前方に商店街らしきものが。看板には「おかげ横丁」と書いてあり、どうやらここがメインの参道であるようで、周辺には土産物屋や飲食店が所狭しと並んでいます。で、ちょうど昼食時だったので、内宮に近い店に入って、「てこね寿司」なるものを注文してみました。これ、どの店の看板にも必ず書いてあるので、きっとここの名物なんでしょう。で、感想は・・。なんか、醤油の替わりにだし汁で漬け込んだマグロ丼という感じでしょうか。それなりに美味しいんでしょうけど、なんか物足りない感じですね。で、入り口のすぐそばで、東海〜近畿地方にかけてはどの土産物屋でも見かける超定番の「赤福」を、本店で頂いてきました。つきたてはさぞ旨い・・と言いたいところですが、旨いはうまいけどお土産で食べるのと変わりなかったり(^^;
で、いよいよ内宮へ。外宮もそうですが、京都辺りのお寺と違って参拝料とかセコイこと言わないのはさすがです。こちらは入り口からして、「五十鈴川」なる川にかかっている大きな橋があり、川の水の美しさも相まって、外宮よりさらに雰囲気満点。観光客が多いのが難ですが・・。他の神社に行けば一本でも「御神木」と呼ばれそうな太い木々があちこちにあり、外宮に負けず劣らず荘厳な雰囲気です。こういうところ一人で歩き回るの、実は好きなんですよね。まあ、例によって本殿は扉が閉まっていて何も見えず、自然以外は殆ど見るところが無いのが難点ですが。