次期サーバマシン物色

現在、ファイルサーバ兼Web/FTPサーバとして利用している自宅サーバなんですが、搭載している320GBのIDEハードディスクx2台がそれぞれ使用率が7割・8割を超えて残り容量不足になってきたのと、2007年の4月からずっと24時間稼働させているのでそろそろ経年劣化も心配でもっと大容量のモノに交換したい今日この頃なのです。
しかし、現在使っているサーバマシンの筐体は、2004年に発売されたシャープの「Mebius PC-TX26G」というレコーダー風薄型PCから光学ドライブを取り去り、空いた5インチベイにマウンタを取り付けて無理矢理3.5インチHDDを2台搭載しているという代物。

CeleronD330という今となっては骨董モノのCPUも、標準256MB+自力で増設512MBというメモリ容量も、VineLinuxコマンドラインで動かす程度なら何の問題もありませんし、排熱性能に難はあるものの筐体も省スペースで気に入っているのですが、マザーボードIDEしか対応していないという点だけはどうしようもありません。今でもIDEハードディスクは一応販売はされていますが最大容量が160GBと論外ですし、やはりS-ATAハードディスクが搭載可能な新しいPCを買うか自作するしか無いという結論に達しました。
というわけで、昨日今日とWebでMicroATXMini-ITXのケースやベアボーンををあれこれ探してみたのですが、そもそもこのクラスだと2.5インチHDDしか積めないものが殆どで、3.5インチHDDが選べるケース、まして標準で2台搭載できるモデルなど殆どありません。3.5インチシャドウベイx1+標準サイズ光学ドライブ搭載可能モデルなら、光学ドライブを外して空いたスペースにマウンタを付けた3.5HDDを付けるという手もあるのですが、そこは妥協したとしても、奥行きが長すぎる、電源容量や排熱性能の不足が懸念されるなど、どうも「これだ!」というものが見つかりません。
BTOが出来るショップブランドPCでもやはりぴんと来るモノがなかったのですが、最後にあまり期待せずに探してみたメーカー製スリムPCの中に、エプソンEndeavorシリーズの「AT970」という機種がなかなか良さそうです。HDD2台搭載もオフィシャルでサポートされていますし、価格com等の評判を見る限り静音性もなかなかのようで。OS無しで買えれば言うこと無いのですが、BTO光学ドライブ、マウス、キーボードを全て省けば3万円台前半と下手なベアボーンよりよほど安価に。秋葉原に直販店があるみたいなので、今週早く帰れる日があれば立ち寄って実物見てこようと思います。