江ノ島

水族館を後にし、その足ですぐ近くにある江ノ島へ。かつては修学旅行のメッカとして賑わったそうで、今日も平日だというのになかなかの人出でした。駐車場付近にも色々店はありましたが、まずは参道へ。

ここの両脇に並ぶ店を見ているだけでもそれなりに楽しいのですが、目的地である弁天様と展望台はさらにこの上なので、ひとまず上まで行ってみることにしました。一応階段でも上れるのですが、もうみんな歳なので、日和って有料のエスカレーター「エスカ」に乗って上へ。単なるエスカレーターに随分そのまんまな名前を付けたもんだと思いつつ、やはり階段より圧倒的に楽ですね。そして付いた先でひとまず本殿に参拝し、横にあった有料の弁天堂にもせっかくなので入館してみました。

ここには数十cm大の弁天様の裸像がまつられているのですが、説明書き曰く「女性の象徴を全て備えられた大変珍しい御姿で、鎌倉時代中期以降の傑作とされています」とのことで、まあ要するに乳房だけでなく下の方まで再現されているようです。・・が、さすがに教育上良くないのか、股の部分は座布団で隠されていて見えないようになっていました(^^; ちなみに堂内は撮影禁止で写真が残せず残念。
その後は、サムエル・コッキング苑という妙な名前の庭(かつてここに住んでいた方の人名だそうです)を抜け、展望台へ。約50m程度の高さなのですが、立っている場所がそもそも島で一番高い部分なので、頂上展望台は海抜100mを超えるんだとか。

南を向けば広大な太平洋が、北を向けば遠くに横浜ランドマークタワーまでを見通せる絶景ポイントでした。東京から1時間程度で行ける近場でこの眺めとは素晴らしいですね。展望台を降りた後は、島内の食堂で、ここの名物であるしらす丼江ノ島丼で昼食。どちらも美味しゅうございました。

食後は、運動も兼ねて海水の浸食で出来た洞窟「岩屋」を見学し、お土産を買いつつ江ノ島を後にしました。その後は鎌倉にでも寄ろうと思ったのですが、思ったより水族館と江ノ島でゆっくり遊んで時間を取られたので、首都高が混んでしまう前に帰ろうと言うことで、そのまま帰途へ。途中車のトラブル等があったモノの、結果的には何とかカバーも出来て楽しい秋の旅行でした。