バレットウィッチレビュー

ITmedia +Dに、現在私もプレイ中のバレットウィッチのレビューが掲載されていました。
このレビューにある通り、最初のハードルが高過ぎるというのは同感ですね。照準は合わせづらいわダメージエフェクトは無いわ・・というのは先日も書きましたが、視界外からの攻撃で即死するわ、マップもレーダーもないので次にどこに行って良いか分からないやら、基本的なシステムの部分で不親切・・というか作りが甘いのがもったいないんですよね。忍耐力の無いプレイヤーは、ステージ1で投げてしまうかもしれません。
ただ、個人的に現在ステージ3の序盤ぐらいまで進んでいるのですが、ステージ2辺りから使える魔法が増えてくると俄然面白くなってきます。何度も死にまくるのは相変わらずなんですが、敵の配置を覚えて効果的な攻略を考えると、途端に楽に進めたり。銃器だけでごり押ししようとすると物凄い難易度の場所でも、例えばそこら辺に転がっている車を魔法の衝撃波で敵陣のど真ん中に放り込んで、エンジン誘爆させて一網打尽とか、敵に察知されない狙撃ポイントを上手く見つけて、魔法による超望遠精密射撃で近寄る前に片づけてしまうとか、正面突破以外の手段を工夫して考えるのが面白くなってきます。
また、ステージ内にあるほぼ全てのオブジェクトが物理演算されていて、それらを撃つとちゃんとリアクションがあるのも素晴らしいです。大抵この手のゲームでは、背景に攻撃しても無反応か、破壊不能のオブジェクトとして弾かれるのがせいぜいですが、このゲームでは、標識を撃てば着弾の衝撃で「壊れる」のではなく「折れ曲がって」いったり、街路樹を撃てばちゃんと着弾部分で折れて倒れていきます。道端の木箱やベンチを撃てば壊れるんですが、よくある「壊れるエフェクトが表示された後は画面から消滅」ではなく、壊した後の破片もちゃんとオブジェクトとして画面に存在していて、それらをさらに撃って動かせたり。大魔法を使うと町中のビルまで壊せるんですが、倒れたビルの瓦礫もちゃんと画面に障害物として残っているのが素晴らしいですね。ついつい敵を殲滅した後も、無意味に色々なものを撃ちまくってしまいます。
ただ、その手の障害物に自分が当たっても即死なので、ガソリンスタンドの横にある車を撃ってスタンドごと爆破し敵を殲滅・・したはいいものの、衝撃で飛んできた破片に当たって即死・・などと言うことも(^^;