ZARD音楽葬

t-kuro2007-06-27

仕事が定時ちょっと過ぎぐらいに順調に終わり、昨日寝不足だったこともあって帰りは寝て帰ろうと思い、本日の夜歩きは表参道・原宿から千代田線にて爆睡して帰ることに決定し、いつもの通り赤坂通へ。このルートだと毎度青山墓地を通るんですが、それもいい加減飽きたので乃木坂陸橋のところで右折して途中で青山通りへ合流・・しようと思ったんですが、途中でたまたま「ZARD音楽葬この先」なる立て看板を持ったおじさんを見つけてしまいました。正直、そんなイベントが今日開催されていることすらこの看板を見るまで知らなかったのですが、時間もあることですし行ってみることにしました。案内の順路が悪くてえらい遠回りさせられたんですが、何とか会場に到着。
着いてみると、時間が遅いせいなのか既に行列もなく簡単に中に入ることが出来ました。並んでまで参加するほどの気合いはなかったので、これは助かりましたね。で、両脇を色とりどりの花と坂井泉水の写真に囲まれた入り口を通り中に入ると、綺麗な会館が。入り口にいるお姉さんに「チケットの類がないと入れないのか」と聞くと、入場フリーだそうで、そのまま葬儀場の中に入ってみました。中では、大きめの遺影と、生前坂井泉水がレコーディング時に愛用していたというヘッドフォンや楽譜立てなどが飾られており、係の人に1人一輪花を渡されて、それを献花するという形式になっていました。ここも殆ど並ばずに花を受け取り、献花して黙祷。参加した動機の半分はネタですが、「負けないで」とか「揺れる想い」なんかは名曲だと思いますし、惜しい人を亡くしたという気持ちもありますので、キチンと冥福をお祈りしてきました。ちなみに、人目をはばからず号泣・・という人はさすがにいませんでしたが、ハンカチで目頭を押さえている女性は数名見かけました。
終了後、順路に沿って外に出ると、先ほど入り口からも見かけた大画面でのPV上映会場に。その前の空間には、入ってきたときよりさらに多くのファンが集まって、PV中の楽曲を大勢で合唱していました。普通の人が見たら「キモい」とか言いそうな光景ですが、私も対象は違えど1人のアーティストを10年追いかけている身ですから、こうやって集まっているファンの方々の気持ちも少し分かります。
そして帰り際、お礼のポストカードと追悼ライブの案内用紙を受け取って、青山通りから表参道駅へ行き予定通り千代田線で帰宅。追悼ライブなんて、本人がいないのにどうやって開催するんだろうと思ったら、ZARDにゆかりのあるアーティストが集合して行われるんだそうで。てっきりビデオコンサートとかその類かと思ったんですが違うみたいですね。ちなみに帰宅後に見たニュースでこの葬儀の模様が取り上げられていたんですが、当初19時で終わりにする予定が、あまりの人の多さに21時過ぎまで延長したんだそうで。