京都観光〜鞍馬山

本当はチェックアウトぎりぎりまで寝ていたい気分だったのですが、あまりのんびりしていると観光のための時間が無くなってしまうので、気合いで7時ちょっとに起床。東横イン定番の無料おにぎり&味噌汁朝食をとり、身支度をして8時過ぎにはチェックアウト。

そして、まず向かったのは京都北部にある鞍馬寺。幼少の頃の源義経が修行を積んだ場としても有名です。まずは地下鉄で「出町柳」という駅に向かい、そこから叡山電鉄にて終点の鞍馬駅まで。途中までは住宅街の間を通過していくのですが、終点が近づくと、林間を単線の広さだけ切り抜いて抜けていくなかなか雰囲気のある風景に。駅を降りると、こんな天狗の面が歓迎してくれていました。

到着後少し歩いて、まずは入り口の「仁王門」へ。ここを抜けて山頂部へ向かうケーブルカーへ乗車。わずか3分程度の乗車時間で上に到着し、そこからさらに山道を10分ほど歩いて本殿に到着。冬の京都でさらに山中と言うことでさぞかし寒かろうと、元々持ってきたTシャツに昨日ライブで買ったさくらTシャツを重ね着していたのですが、幸いにも非常によい陽気で山道を登っていると少し汗ばむほどでした。

本殿で軽くお参りした後外に出ると、奥にも道が続いており、少し上にある「霊宝館」という展示館で、国宝でもありこの鞍馬寺の本尊の一つでもある毘沙門天像を見てきました。時間が早かったせいか見学中ずっと堂内に自分以外の観光客がおらず、実に厳かな気分でゆっくりと仏像の趣や力強さを堪能できました。そのさらに奥に進むと、魔王尊をまつった"奥の院魔王殿"や"貴船神社"など色々あるようでしたがそこまで見ていると時間が無くなってしまうので断念。本殿に戻って、自分用のお土産として天狗の羽団扇(正式名称は「降魔扇」というらしいですが)を購入し、ケーブルカーで麓まで戻り、ちょうどタイミング良く出町柳まで戻る電車に飛び乗って京都市街へ戻りました。