画像安定装置

先週の金曜日に、J-COMをアナログからデジタルに切り替えたのですが、その直後から、今までPCに挿したIO-DATAのこのキャプチャーカードでMPEG4ハードウェア録画を行い、通勤の行き帰りでPSPで視聴していたCS番組が、何故か生成に失敗するようになってしまいました。おまけにMPEG4だけでなくMPEG2の方も、作成されることはされるのですが、ダブルクリックで.MPGファイルを再生しようとしても何故かWMPが固まってしまい再生不能に・・。設定をいじったりして何度か試してみたのですが、いっこうに改善される様子がないので、頭に来てこの土日で自室の環境だけでもデジタルからアナログに戻させようと思ったのですが、そんなことをしても後数年でアナログ放送自体が終了してしまいますし、KUROで見る地デジは確かに美しいので、何とか落ち着いて対策を考えてみることに。
で、Googleで「J-COMデジタル 録画」などのキーワードであれこれ探してみると色々分かってきました。J-COMデジタルの場合、地デジはパススルー方式と言って、J-COM側の集合アンテナで受信した信号をそのまま流すだけの方式なので、地デジ対応のレコーダーを用意すればそのまま録画できるようです。しかし、セットトップボックスからのコンポジット出力をしようとすると、アナログ解像度に落ちるのはまあ仕方ないとして、コピーガード信号を付与するという余計な処理をしてくれやがります。
また、私が主に視聴しているキッズステーションを含むCS番組については、J-COMのサイトのFAQを見る限りは「各放送局のコピーガード技術をそのまま配信している」と書いてありますが、どうやらほぼ全ての局でガードが掛かっている模様。ちなみにコピーガードの種類はCGMS-Aというらしいのですが、IO-DATのサイトのFAQを調べてみると、自分の使っているキャプチャカードはその方式に対応しているとのこと。試しに、録画したMPEGファイルをダブルクリックではなく、製品に付属の管理ソフトから再生してみると、きちんと視聴することが出来ました。しかし、そうは言ってもこのままではPC上でしか再生できず、PSPで視聴することもDVDに焼くことも出来ません。
まあ、地上波についてはCATVのSTBを通さず直接放送波をPCで受信すればよいのですがCS番組だけはどうにもならないので、あれこれ調べてみると、どうもおおっぴらには書けなそうですが、画像安定装置というものを使えば何とかなりそうと言うところまで分かってきました。