那智の滝

8時54分に和歌山駅を出発し、約2時間半後の11時半頃に紀伊勝浦駅に到着。先ほども書きましたが、同じ県内で、しかも特急でこれだけ時間が掛かるわけで、新幹線がいかに速いかよく分かるというものです。帰りはどれくらい時間に余裕があるのか分からないので、本日最終の名古屋行き特急の切符を先に買っておきました。で、駅を出たところに無料で利用できる足湯があったのですが、時間ももったいないのでさっさとバスの往復チケットを購入し、那智大社行きのバスに乗車。バスは、熊野古道入り口から、那智の滝前、那智大社の表参道前と進んでいき、その区間は乗り降り自由というものなんですが、とりあえず本日のメインである那智の滝を真っ先に見て、他の場所は時間に余裕がある限りで回ろうと決めていたので、まずは滝前で下車。山の中という事もあるのですが、既に空気がヒンヤリしていて気持ちよいです。そして、バス停から5分ほど降りて滝の前へ。
夏で水量が少ないのかもしれませんが、それでも下から見上げる落差133mの滝は迫力十分です。栃木県の華厳の滝、茨城県の袋田の滝とあわせた日本三大名瀑を、これで制覇しました。で、せっかくだから、追加の300円を払って滝壺の近くまで行ってきたんですが、ここで俄雨が。幸いこんな事もあろうかと傘を持っていたので、突然の雨で人気の無くなった観瀑台で、10分ほど滝を眺めていました。川とか滝とか湖とか、水もの(?)が好きなので、ただ見ているだけでも飽きないんですよね。で、程なく雨もやんだのと団体客が来てうるさくなったので、携帯で記念写真を撮り再びバス停へ。