感想

セットリストなど細かいところは省いて全体的な感想ですが・・。CD聞いてたときも思ったのですが、やはり歌唱力は抜群に高いですね。ライブでの生歌でも安定しているので安心して聞いていられますし、バックバンドの演奏に負けない声量や、聞かせる曲・バラードでの「歌い上げる」系の見せ方、聞かせ方もお見事。とても初めてのライブツアーとは思えない堂々としたステージパフォーマンスだと感じました。ネット等で問題になっていた客側のマナーの悪さも、再三の告知と開演前の必死のアナウンス(5回ぐらい繰り返してました)と、過剰なまでの警備スタッフ配置のおかげか、特に問題なかったかと思われます。とは言っても、自分の周囲だけの話なので他のエリアがどうだったかは不明ですが、少なくとも私の居た右スピーカー前方のエリアでは、アンコールからヲタ芸を始めた輩がいたのですが、すぐにスタッフに静止されていました(スタッフGJ)。それにしても、参加していなかったのでわからないのですが、このしつこいまでのアナウンスや警備員大増員の体制などからかいま見える、主催側の「後がない」感を見ていると、本公演の方は一体どれだけ酷かったのやら・・
しかし、こうして彼女のライブを見たのは初めてですが、基本的にサイリウム振りかざして跳んだりコール入れたりという応援スタイルが合うライブではないのかな、と。決してジャンプやコールが駄目だという話ではなく、開始直後と本編の最後に一部飛べる曲はあった物の、曲構成の殆どが手かざし程度で「聞かせる」タイプのものでしたし、某バンビなライブとか某王国のライブ辺りとは毛色が違うな、というのが正直な感想です。ヲタ芸のように物理的に周りに邪魔になる行為さえしなければ楽しみ方は人それぞれだと思うですが、茅原実里嬢のライブについては、曲の魅力や安定度の高い歌唱パフォーマンスの魅力を楽しむためにも、個人的にはじっくり聞くスタイルが合うような気がしました。
というわけで、座席と自分のスペースがあるホールライブがこの先開催されるようであれば、その時はまた参加してみたいですね。