登山

長野駅から45分ほどで、滝前の駐車場に到着。パンフレットによるとここから徒歩30分という事でちょっとひるんだのですが、今更引き返すわけにも行かないので、リュックにお茶を詰めて出発。ちなみに、荷物になるのを避けて私服やスニーカー等は持ってきておらず、スーツにポロシャツという出で立ちだったのですが、いざ登り始めてみると「どこが遊歩道だ!」と突っこみたくなる程の山道で、20分ほどで到着はしたものの結構汗だくに。スーツにビジネスシューズで山登りはするものじゃありません(^^; とはいえ、苦労して登ったかいはある風景でした。

携帯のカメラで撮ったのでイマイチ伝わらない気もしますが、目にまぶしい初夏の新緑を背景に対岸の絶壁に流れ落ちる白い二条の滝が素晴らしいコントラストでした。また、山頂部分が開けた山なので、滝そのものというより、滝を含めた全体の風景のパノラマ感がなかなか壮大でした。

また、滝の麓に不動尊があるのですが、その信者が時期によっては滝に打たれて修行をすることもあるらしく、その気になれば本当に滝壺に入れるようになっていました。さすがにずぶ濡れはいやなのでそこまでは行きませんでしたが、ほぼ滝の真下付近から撮影したのがこちら。飛沫だけで結構ぬれましたが・・・(^^;

そんなこんなで、小一時間ほどかけて散策コース・・というには少々険しい山道を滝を眺めつつ回って帰ってきました。滝のマイナスイオンなどという、ニセ科学臭がプンプンの単語が頭をよぎりつつも、流れ落ちてくる滝の様子や水音はやっぱり癒されますね。