しかし、そんなこんなでぜーはー言いながら登ること15分程度で、ようやく水音が聞こえてきて、終点の養老の滝へ到着しました。

携帯のカメラでの撮影なので画質がかなり残念なことになっていますが、確かに山奥からとうとうと流れ落ちる滝は、「孝行息子が汲んでみたら酒だった」という伝説が生まれるのも頷けるような神秘的な雰囲気を醸し出していました。若返りの水とも呼ばれる名水らしいので、ちょっとすくって飲んでみたのですが、全く癖のない素直な味の水でした。
で、滝の涼しさと水音に一通り心癒され、登ってきた汗も引いたところで帰りは観光リフトに乗車。登るときに乗った方が良かったんでしょうが、行きは川を挟んで反対側を歩いていたため存在に気がつかず(^^; で、リフトで降りた辺りがちょうど土産物屋や飲食店が並んでいるエリアでした。これまたせっかくなので、ここの名物らしい「養老山麓サイダー」なるものを飲んでみました。

先ほどと同じく、水がよいせいか甘味も癖も少なく、炭酸も弱めで何というか甘味を上手に抑えた水飴を液体にしたような味というか・・。登りの疲れもあって、一気に飲み干してしまいました。その後は、養老神社の境内にある「菊水泉」という泉で、飲み終わって無くなってしまったアクエリアスの代わりにわき水を補充。先ほどの滝の水と同じ地層から沸いているんだと思いますが、こちらも同じく自然の味という感じでした。