Ubuntuインストール

取りあえずハードウェアの換装が終わったので、外した蓋を元に戻して通電。BIOSの設定変更で、外付けUSBドライブから起動するようにしていざUbuntuのインストール開始。最近のディストリビューションはどれもこれも良くできていて、全く何のトラブルもなくEndeavor AT970に搭載されている全てのハードウェアを自動認識し、あっさりとインストールが完了しました。結局、標準搭載されてたWindows Vistaについては一度も画面も拝まないまま入れ替えてしまいましたが(^^;
で、取りあえず現状のサーバ機とは別のIPアドレスを設定し、まずはapt-get updateコマンドおよびapt-get upgradeコマンドにて、各インストール済みのパッケージの最新化を実施。続いては、クライアント側のMacから色々いじれるように、SSHサーバを真っ先に導入。といっても、apt-getコマンドでopenssh-serverというパッケージをインストールするだけと実に簡単。どうやらデフォルトではinetd/xinetd等のスーパーデーモン経由ではなく、スタンドアロン起動する設定になっているようです。また、万全を期するのであれば、秘密鍵・公開鍵の生成と公開鍵をサーバへ送付までしておくべきですが、取りあえずはパスワード認証で運用する方向で。
お次は、やはりファイルサーバとしての運用がメインであるためSambaの導入です。と言っても、先ほどと同じくaptでインストールするだけなんですが。標準ではWebサーバが入っておらず、そのままでは設定ツールSWATが動かないので、apache2とxinetdを導入し、xinetdのSWAT用の設定ファイルを作成してMac側ブラウザからアクセスできる・・と思ったら、rootのパスワードが設定されていないのでログインできず。Ubuntuはデフォルトではルートの概念が無く、先ほどから何かコマンドを打つ度にsudoを先頭に付けるのが面倒だったのと、基本的にssh経由でコンソールにログインして何か作業をしている時はroot権限が必要な作業であるので、passwd rootでルートのパスワードを作成してしまいました。
これで無事SWATにログインできるようになったので、Safariの別ウィンドウで現サーバのSambaコンフィグファイルを表示させつつ、それを参考に新サーバの方を設定。ここまでで何とかファイルサーバとしては機能するようになりました。明日は一日かけてバックアップした400GB超のファイルの書き戻し作業予定です。